ハヤブサグループと一緒に六義園を散策!

6月9日(日)は豊島区学習・スポーツ課生涯学習振興グループからの依頼で 「豊島区日曜教室」のハヤブサグループ(知的障がい者支援グループ)の15名と介添えの13名、合計28名の方々を六義園に案内しました。

当日は曇りの天気で、気温が19度と前日より6度も下がり肌寒い中でのガイドでした。「としま案内人 駒込・巣鴨」のガイドは4名、皆さんが午後から予定されている「六義園の絵を描くため」のスケッチポイントを中心にゆっくりとしたペースで散策しながらガイドをしました。

 皆さん、また駒込に遊びに来てください!

早稲田大学留学生の巣鴨ガイド

6月4日(火)、早稲田大学留学生の授業の一環の街歩きイベントにガイド として、今回で3回目の参加をしました。

江戸六地蔵尊のある眞性寺を 日本語で説明しています。

 

 

 

 

巣鴨の庚申塚からスタートし巣鴨エリアを35名の留学生がグループごとに決めたテーマに沿って散策してまとめることのお手伝いをしました。

今回も主に「としま案内人 駒込・巣鴨」の英語部4名と日本語のガイド1名ががご案内をしましたが、留学生の皆さんは日本語を流暢に話されていてました。皆さんのレポートを拝見するのが楽しみです。

おやこ小学校の算数授業の先生に

巣鴨地域文化創造館で6月1日(土)・6月2日(日)開催された「としまおやこ小学校」の算数の授業のお手伝いをしました。これは豊島区の「東アジア文化都市2019としま実行委員会」が主催し、巣鴨地域文化創造館や大正大学が協力して行っている1か月限定のおやこ小学校です。

私達「としま案内人 駒込・巣鴨」の会員が巣鴨の歴史と巣鴨地藏通り商店街の紹介をしました。今回の算数の授業は700円以内で①美味しそうな物、②便利そうな物③おしゃれな物を一つずつ買ってくるという親子で協力しながら学んで発見していく授業です。

 1か月の時間割です。

 高野豊島区長も授業に出席されました。

先生方の紹介と「東アジア文化都市2019豊島」は「はらはら どきどき文化がいっぱい」をコンセプトに様々な文化芸術イベント等を豊島区各所で開催しています。というご挨拶でした。

高野区長さん、授業は楽しかったですか。

 

ご入学おめでとうございます。校長先生のご挨拶はおもしろい学校を体験し、変身をしようでした。

 古地図や写真を使って巣鴨の紹介。

江戸時代の中山道、高岩寺(とげぬき地蔵)の話などわかったかな?

とげぬき地蔵のいわれを調べるという難しいミッションでもチョットお手伝いをしています。

 これはいくらだろう?買えるかな?

 綺麗なものが買えました。

 美味しいものはこれです。

 何を買おうかなぁ?

 良いもの見つけた!

 

 親子で買った物の発表をしました。

皆さん700円で工夫をして、美味しそうなお団子や飴、カステラ、パン。とても可愛いマスコット、きれいなビーズ小物、便利な物が買えました。合計699円というバッチリ決まった金額での買い物もできました。

次の授業も楽しみですね。

「としま案内人 駒込・巣鴨」はボランティアとして通常、大人を対象に駒込周辺の案内や講習会を開いていますが、今回のような子供たちの授業に接することはとても楽しく、これからのボランティア活動にも参考になりました。

 

 

染井霊園と勝林寺、慈眼寺、本妙寺の寺社を訪ねる

5月24日(金)・25日(土)両日、染井霊園➡勝林寺➡慈眼寺➡本妙寺と廻り高岩寺で解散をしました。今回は女子高等教育先駆けの明治女学校跡が巣鴨にあったことから、明治の女子教育者や卒業生にまつわる話を織り交ぜての案内でした。

 染井霊園を巣鴨門から入りました。

皆さん下を向いて巣鴨町下水道(昭和4年)のマンホールを見ています。

 幣原喜重郎の墓の前です。

幣原は戦後、東久慈内閣の後を継いで首相となり新憲法の制定に携わりました。妻の雅子は岩崎弥太郎の四女です。後ろの塀の向こうの広大な敷地には 岩崎弥太郎の墓があります。

 松浦武四郎の墓です。

北海道の命名者、蝦夷地探検、アイヌへの政策提言者です。

7月15日(月)19:30からNHK総合で、松本潤主演「永遠のニッパ〜    北海道と名付けた男 松浦武四郎」が放映されます。是非ご覧ください。

染井霊園では長谷川辰之助(二葉亭四迷)・一柳家・土方久元・巌本善治・福田英子・海野勝珉などの墓の案内をしました。巌本家の墓の前では今回のメインテーマだった明治女学校の写真や当会員が作った名簿を元に女学校の先生や生徒の話を丁寧にガイドしました。右3番目の写真は跡見玉枝の墓です。明治女学校や跡見学園についても詳しくガイドをしました。

 

 

勝林寺では当日、田沼意次の施餓鬼法要が営まれました。田沼の領地である現牧之原市からも参列者が見えられるとのことでした。

 

芥川龍之介の墓と谷崎潤一郎の墓が 慈眼寺にあります。

 

 

 

本妙寺は徳栄山総寺院本妙寺といいます。明暦の大火ではこの寺のお焚き上げの火から出たと云われています。

 

明暦の大火供養塔

遠山左衛門尉景元の墓です。時代劇の「遠山の金さん」のモデルとして知られています。

 

 

 

 

北辰一刀流を編み出した、千葉周作の墓です。弟定吉の道場には坂本竜馬が入門しました。その娘さな子との仲も有名な話です。

 

2日間とも30度を超える暑い日での街歩きでしたが、皆さん無事故で元気に歩かれてホッとしています。

今回のツアーは、明治女学校にスポットを当てた企画を立て、女子高等教育の先駆けの明治の教育者や卒業生に纏わる話を織り交ぜてお話ししまた。、明治女学校が巣鴨庚申塚にあったことは、意外に知られていません。

染井霊園の周りには、十数ヶ寺が軒を連ねて寺町を形成しています。今回はその中で

勝林寺、慈眼寺、本妙寺をご案内しました。ここに集まった寺院は、すべて明治後期に東京の開発のために巣鴨、西巣鴨に移転してきた寺院がほとんどです。ですから創建が江戸時代初期の古刹が多く、墓所には、江戸時代に活躍した著名人が多く眠っています。皆さん、楽しんで頂けたでしょうか。

暑い中、ご参加ありがとうございました。次回は

「旧古河庭園のバラと渋沢栄一ゆかりの飛鳥山と紫陽花を訪ねるツアー」です。募集は締め切ってしまいましたが、ホームページで花を楽しんでください。

 

 

六義園と旧古河庭園

5月22日(水)快晴の中、クラブツーリズムで働いている方々33名を六義園、旧古河庭園にご案内しました。

行程は10時30分から60分間で六義園、12時から50分間で旧古河庭園の散策でした。「としま案内人駒込巣鴨」のガイドは8名で3班に分かれて案内しました。

六義園の入り口です。六義園は柳沢吉保が下屋敷として造営した大名庭園です。幕末までの間に荒廃していた下屋敷を1868年三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が購入し、庭園を整備しました。現在見られている赤煉瓦の塀はこの時造られました。

 現在の滝見の茶屋は戦後、再建されたものです。

この辺りを出汐湊といいます。月の出を待つ風情で、水際すれすれに立っている石柱に「出汐湊」と刻まれています。石柱は当初八十八境に配置されたのですが現存するのは30数本です。ここから見える景色にはビルなどの建物が見えません。綺麗な景色を何人もの人が写生していました。

皆さん疲れも見せずに楽しく歩いています。

この枝垂れ桜は幅20メートル、高さ15メートルで昭和30年頃植えられたといわれています。

六義園のコースは内廷大門➡妹背山➡滝見茶屋➡栞の峰➡吹上の浜➡藤代峠➡旧芦辺の茶屋跡➡出汐湊➡枝垂れ桜で次の旧古河庭園に向かいました。

旧古河庭園の洋館とバラです。

 このバラは一番人気のシンデレラ♪

この洋館はイギリス人のジョサイア・コンドルの設計による建物で、真鶴の小松石を使った野面積みの外壁、樋は銅作りで一階は洋室、二階は和室になっています。

この門は東京都の管理になってから裏千家の兜門を模して造られています。

園内には沢山の灯篭があります。この雪見灯篭は足が4本あるデザインでこの庭の中心的存在になっています。さあ、庭園の何処に灯篭があるか探してみてください。隣の写真は大滝付近です。大滝の水が池を巡るかたちをとっています。

  

案内の後、自由散策で庭園を楽しみ、解散前に案内人と笑顔でポーズ(^^♪

皆様お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

旧中山道を巣鴨駅前から縁切り榎まで

「としま案内人 駒込・巣鴨」の定番案内コースの“旧中山道ツアー”を巣鴨駅前から大正大学までを19日(金曜日)・20日(土曜日)は大正大学から板橋区の縁切り榎までと区切り2日間で歩きました。

土曜日・日曜日の両日参加の方は4名で、全体で18名の参加でした。このコースを“1日で完結できないか”という意見もあり次回はもっと工夫をしてコース作りをしていきます。

 

巣鴨駅前から見る旧中山道。地藏通り商店街のソーラーパネルが見えます。

 

 

 

眞性寺は江戸時代から中山道を下る旅人を見守ってきました。江戸庶民、約1万2千人の寄進により作られたといわれ、台座にも寄進者の名前が刻まれています。

 

 

 

巣鴨庚申塚の由来や庚申信仰について説明しました。

 

 

 

女子教育発祥の明治女学校跡。明治18年設立、明治30年に巣鴨に移転してきました。校長は巌本善治(染井霊園に墓がある)ここで学んだ有名人についてもお話をしました。

 

 

 

 

延命地蔵尊は中山道で行き倒れになった人馬の供養塔です。地元の人も良く知らない所も詳しく説明をしていきます。

 

 

千川上水公園

江戸時代の飲料水として玉川上水から分水し豊島区内を流路として六義園、本郷、湯島まで流れていました。時代と共に用途は変化していきます。

 

東光寺

この辺りから加賀藩前田家下屋敷がありました。この寺に宇喜多秀家の墓があります。さて、どういう経緯でここに墓があるのでしょうか?このような解説も取り入れた案内をしています。

 

 

 

 

観明寺の庚申塔

この塔は江戸時代初期に作られ板橋区内では最古の庚申塔といわれています。

 

 

 

仲宿にある文殊院には板橋宿にあった遊郭の遊女の墓があります。墓石に「遊女の墓」とあります。

20日は大正大学➡千川上水公園➡亀の子たわし西尾商店➡平尾一里塚➡近藤勇墓所➡東光寺➡観明寺➡遍照寺➡板橋観光センター➡板橋本陣➡高野長英潜伏場所➡文殊院➡縁切り榎と回りました。

 

縁切り榎

嫁入りの行列が通ると縁が切れると言われ、皇女和宮が降嫁の際、ここを避けて新道を通ったという逸話があります。今回はここで解散です。

参加していただいた方々、ありがとうございました。時間が少しオーバーしてしまい申し訳ございませんでした。

5月24日(金)・25日(土)に染井霊園ツアーを予定しています。ホームページでは5月1日(水)から募集を行います。

ご応募お待ちしています。

 

 

 

 

 

沢山の方々と満開の桜を満喫しました

3月29日(金)・30日(土)の午前中は恒例の「ソメイヨシノの里 駒込・染井を訪ねる」桜ツアーで染井吉野桜記念公園から高岩寺までを約2時間で歩きました。

3月30日(土)の午後は東洋大学・帝京大学の6ヵ国の外国人留学生15名を お花見と”染井よしの町会”の桜まつりに案内をしました。留学生は満開の桜と染井よしの町会のご招待で参加したお祭りに大満足でした。

3月31日(日)はNPO法人日本景観フォーラムの皆さんの「ソメイヨシノのルーツを訪ねるツアー」をガイドしました。

桜ツアーはいつものように染井吉野桜記念公園から出発です

 

妙義神社の桜
”花咲か七軒町植木の里〝 の碑があります
私の庭みんなの庭、作物栽培をしています
門と蔵のある広場 腕木と呼ばれる梁で屋根を支える腕木門と呼ばれる形式の門
蔵の前にある桜
旧丹羽家の蔵は国の登録有形文化財建造物に登録されています
西福寺前の桜の回廊 曇り空が少し残念‼
西福寺、隣にある染井稲荷神社 。伊藤伊兵衛が奉納した十一面観音石像がある
染井よしの町会主催の桜祭りに留学生が参加させていただいています

 

みんなで仲良くパチリ

焼きそば美味しいね!

「NPO法人日本景観フォーラム」の皆さんの ”桜のルーツを訪ねるツアー” でソメイヨシノの苗木を見学

留学生は天理教教務庁へ向かう坂の桜を楽しみました
霊園の桜
水原秋櫻子の墓の前で
馬酔木(あしび・あせび)の花。秋櫻子と関係が!

 

染井霊園の中にある外人墓地
染井霊園に1本ある大島桜

 

 

 

 

 

金・土の桜ツアーは高岩寺で解散です

桜を巡るツアーは2日間、4回のガイドをしました。青い空、曇り空や寒い日もありましたが、皆さんソメイヨシノの解説や染井霊園、西福寺前の満開の桜に満足されたことと思います。

皆様ご参加ありがとうございました。染井よしの町会の皆様ありがとうございました。

次回は中仙道ツアーです。

講演会 【妙義神社・駒込 よもやま話】

3月23日(土)18時から約2時間の文化講演会を開催しました。場所は駒込妙義神社、岩井宮司様による礼法をお聞きしてからの「妙義坂 子育地蔵尊とお堂」を建立した今井家子孫の今井孝之先生の講演です。

駒込妙義神社宮司様による礼法の案内
講演は電子ピアノの演奏から始まりました
プロテクションベースで映画やドラマを使っての説明です
駒込や妙義神社の歴史を分かりやすく説明

参加者は会員20名、駒込図書館、としま案内人長崎町、としま歴史文化探検隊の方々、総勢25名の中で今井先生の【「今井家家系図」と「妙義神社縁起」を紐解く】の講演が始まりました。

駒込と今井家の関連や妙義神社に関しての話も分かりやすく楽しく聞くことができました。

 

 

夜の駒込妙義神社です。 ご参加頂きました方々ありがとうございました