🌸渋沢栄一ゆかりの飛鳥山をめぐる

2024年 6月14日(金)  10:00~12:00 ☀

飛鳥山を中心に 「新札の顔 渋沢栄一」に関係のある場所を巡るツアーです。 参加者18名の皆さんを4グループで案内しました。
[コース]
JR王子駅中央口⇒洋紙発祥の地碑⇒お札と切手の博物館⇒飛鳥山⇒渋沢庭園⇒七社神社⇒国立印刷局(遠望)⇒西ヶ原一里塚⇒渋沢史料館⇒晩香盧⇒青淵文庫⇒一旦解散確認⇒飛鳥の小径(⇒王子駅)

【洋紙発祥の地】王子駅前のサンスクエアに ”見よや王子の製紙場 はや窓ちかく来たりたり すきだす紙の年にます 国家の富もいくばくぞ” と鉄道唱歌に歌われた「王子製紙場」がありました。

【お札と切手の博物館】7月3日に発行される新札の偽造防止技術について詳しく紹介している一階を見学。一億円の重さも体験!!

飛鳥山公園 
【標高の碑・櫻賦の碑・飛鳥山の碑】
江戸時代からの桜の名所 飛鳥山には、アスカルゴ(モノレール)で登りました。
標高の碑:
飛鳥山は標高25.4メートル。
櫻賦の碑:桜の花に憂国の思いを込めた 佐久間象山の漢詩
飛鳥山の碑:飛鳥山のシンボルで浮世絵などには必ず描かれている。
この他、聖観音菩薩像・明治三十七 八年戦没記念碑・船津翁の碑・平和の女神像等。
なんと古墳もあるそうです。なんでもありの飛鳥山ですね!!

 

【茶席「無心庵」跡】建物は焼けてしまいましたが、踏み石や手水鉢から広間付きの茶室を想像してみてください。

【兜稲荷社跡】日本橋兜町の第一国立銀行内にあった洋風の珍しい社で、1897年(明治30)、移築されました。今では一部を残すのみです。

【七社神社】渋沢栄一はこの神社の氏子でした。
「七社神社の社号額」は渋沢栄一翁揮毫。
みんなで一緒に茅の輪くぐり!!

【西ヶ原一里塚】日光御成街道(岩槻街道)の二里目の一里塚です。大正時代、東京市電の軌道延長のため撤去されそうになりましたが、渋沢栄一や地元住民の運動によって保存に成功しました。
市電は消えても二本榎は残った!

【渋沢史料館】渋沢栄一の91年に及ぶ生涯と、渋沢栄一が関わった様々な事業や多くの人々との交流を展示しています。

【晩香盧】1917年(大正6)竣工の建物で、栄一の喜寿(77才)を祝って清水組(現清水建設株式会社)が贈り、国内外の賓客を迎えるレセプションルームとして使用されました。室内の調度品や家具は当時の最高の技術が使われています。
一見の価値あり!!

【青淵文庫】1925年(大正14)竣工で、渋沢栄一の傘寿(80才)の祝いと男爵から子爵に昇格した祝いを兼ねて、書庫として「竜門社」から栄一に贈られました。

梅雨入り前の晴天、木陰を探しながら、飛鳥山をめぐり、充実した楽しいツアーガイドでした。
本郷通りは木陰が無かったので、涼しい渋沢史料館に入った時はホッとしましたね。
◆飛鳥山公園に来ても渋沢史料館等は入ったことが無かったので良かった。
◆七社神社や一里塚も知らなかったので参加して良かった。などの感想がありました。
皆様にご協力いただき、ツアーを無事に終わることができました。ありがとうございました。

【飛鳥の小径】解散した後は満開の紫陽花を見ながら帰りました。

【飛鳥の小径の紫陽花】

次回以降のツアーについては
「開催予定のツアーはこちら」をご覧ください。

 

🌸早稲田大学外国人留学生の地蔵通り街歩き

2024年6月4日(火)11:10~12:30 ☀

6月4日に開催された「早稲田大学外国人留学生の巣鴨地蔵通り街歩き」のレポートが英語グループから届きました。

としま案内人駒込・巣鴨9名、早稲田大学生2名、早稲田シニアボランティア6名、大正大学生9名の合計26人が外国人留学生32名を街案内。

6班に別れて眞性寺から大正大学の間を歩きます。大正大学が地元商店街で運営しているお店がモールは大正大学の学生が担当します。

眞性寺江戸時代、6街道の出入口に地蔵尊が置かれ江戸六地蔵と呼ばれました。中山道はここ眞性寺、旅人はお地蔵様に旅の安全を祈願しました。

福島家福島家さんでは6代目の御主人から、福島家の江戸時代からの歴史とお菓子造りについて説明して頂きました。ご主人も一緒に!!

地蔵通り商店街100円ショップWattsを担当したのは大正大学の学生、事前に準備された内容は留学生にも分かりやすく感心しました。

ガモール志学亭立川流真打の立川志らら氏と大正大学が共同で運営している「ガモール志学亭」は大正大の学生が説明してくれました。

高岩寺留学生に手水鉢の作法を教えたら、皆さん興味津々にフォローしてくれました。

マルジ定番のマルジの前でのスナップショット。
留学生の喜びに満ちた笑顔が素敵ですね。

 

4の日の露店4の日は縁日で露店もいっぱい!!日本語が上手な留学生と地蔵通りを歩きながら時々、英語も飛び出す楽しいお喋り!!

大正大学構内大正大の学生 はりきって説明!!
「こちらが図書館とカフェのある、8号館です」

種子地蔵この辺りには江戸時代、お土産にする種を売る種子屋が沢山ありました。
そこでここに、種から芽を出した鉢を持った種子地蔵尊いらっしゃるのです。

ほんの一部しかご紹介できませんでしたが、街歩きの楽しさは伝わりましたでしょうか?
次回の英語グループの活動予定は11月です。

🌸中山道を歩く その1 日本橋から本郷

2024年4月27日(土)10:00~2:30 🌂/⛅

『中山道を歩く』その1 日本橋から本郷へ

【コース】三越前駅B5出口(集合)→日本橋→交通博物館跡(休憩)→神田明神→本郷

小雨の中、52名の方にご参加いただき、5班編成でのツアーとなりました。

日本橋のたもと
日本橋

江戸時代から五街道の起点とされた日本橋
日本橋川の北岸には魚河岸もあり大いに賑わいました。今日はここから中山道を本郷まで歩きます。

熈代勝覧
熈代勝覧を見る

三越の横から地下に入り「熈代勝覧」を見学しました。200年前の日本橋から今川橋までの通りを描いた絵巻には1671人の老若男女と犬20匹、馬13頭、牛4頭、猿1匹、鷹2羽が、三越の前身三井越後屋も描かれています。作者不明の絵巻はベルリン国立アジア美術館に収蔵されています。

長崎屋跡
長崎屋跡

地上に戻り、マンダリン オリエンタル東京を過ぎて右に行く道は旧日光街道・奥州街道です。
角の海老沢美術店に「十軒店跡」の石碑があります。雛人形や武者人形、羽子板市で賑わったところです。
その先には長崎屋跡がありました。ここは長崎出島から江戸に来るオランダ人の定宿でした。案内板には長崎屋を描いた北斎の画。

今川橋跡
今川橋跡

神田堀(別名八丁堀、龍閑川)に架けられた今川橋。昭和25年、川は埋め立てられ橋も解体されました。名主今川善右衛門の尽力で架けられたので橋に名前がつきました。今川焼きはこの橋の名が由来とか。

神田駅高架下
神田駅高架下

神田駅は1919年開業の鉄筋コンクリート造りの高架駅で表面を赤レンガで覆っているそうです。
神田駅周辺には、神田青果市場や千葉周作の玄武館(
神田お玉が池)がありました。ちなみに千葉周作のお墓は巣鴨の本妙寺にあります。
また、須田町1丁目付近には戦火を免れた東京都選定歴史建造物
「神田まつや」「竹むら」「いせ源」などがあります。

交通博物館跡
交通博物館跡

交通博物館跡には、万世橋駅がありました。辰野金吾設計の豪華な赤レンガ造りで、明治45年開業しましたが、関東大震災で焼失しました。昭和11年に移転してきた交通博物館も平成18年に閉館しました。現在、神田万世橋マチエキュートになり、ショップやレストランなどがあり休息できる場所になっています。(トイレ休憩場所)

昌平橋
昌平橋東橋詰広場

昌平橋を渡って、東橋詰広場に来ました。
神田川には江戸時代、左手万世橋駅があった辺りに筋違橋が架かっていました。
この辺りは神田旅籠町と呼ばれ旅籠が多くありましたが、幕末にはほとんどなくなり替わりに問屋などが増えて商人の町になりました。

湯島聖堂
湯島聖堂

神田明神へ向かう途中に五代将軍綱吉が作った湯島聖堂の塀と門が見えてきました。1797年幕府は聖堂内に昌平坂学問所を開設しました。

神田明神鳥居
神田明神鳥居前

神田明神 正式名称は神田神社
ご祭神は 大己貴命(だいこく様)
少彦名命(えびす様)
平将門命(平将門公)
東京の中心108町会の氏神様  神田明神ホームページより

銭形平次
銭形平次の碑
御神輿
御神輿

神田明神に銭形平次の碑がありました。銭形平次は野村胡堂の「銭形平次捕物控」の主人公で神田明神下に住んでいます
大川橋蔵主演のテレビドラマは史上最長の全888話放送され、ギネスブックで世界記録に認定されています。
今日は運よく、御神輿を見ることができました。

旧道へ
天野屋横の旧道

 

天野屋さんの横の旧道を歩きました。

本郷通り

昌平橋からの坂道で少し疲れてきましたが、この先は平らな道が続きます。水分補給しながらもう少し歩きましょう

かねやす
本郷かねやすの前

頑張りました。今日の目的地 かねやす前です。「本郷もかねやすまでは江戸のうち」と言われたところ、中山道を行く旅人はここからが旅の始まりと感じたことでしょう。
私たちは今日はここが終点です。
皆さん中山道は楽しんでいただけましたか?
説明を熱心に聞いてもらったことは、とても励みになりました。
また、次の第二弾を楽しみにしてる方もいらっしゃいました。皆様、乞うご期待下さい。
今日のツアーを無事に終えることができました。
ご参加いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。

「中山道を歩く その2」実施日はまだ未定ですが秋がいいですね。
決まり次第、広報としま、ホームページ等でお知らせします。

日本橋から板橋まで
『中山道を歩く』シリーズ
その1 日本橋から本郷(令和6年4月27日)
★その2 本郷から巣鴨(令和6年秋頃の予定)
★その3 巣鴨から西巣鴨(開催日未定)
★その4 西巣鴨から板橋(開催日未定)

 

出典:国立国会図書館「錦絵でたのしむ江戸の名所」 (https://www.ndl.go.jp/landmarks/)

 

🌸ソメイヨシノのふる里 駒込・染井のお花見ツアー

3月23日(土)10:00~12:00 ☂/⛅

桜が咲いていない雨の中、
33名の方にご参加頂き
ツアーを開催しました。

【主なコース】
染井吉野桜記念公園(集合)→大国神社→
六義園染井門前→染井橋→私の庭みんなの庭→
門と蔵のある広場(ワシントンからの里帰り桜)
駒桜(豊島区開花基準木・駒込小学校)→
西福寺(桜の回廊、江戸の植木屋の墓)
染井よしの桜の里公園(8種の桜と苗床)→
染井霊園(桜と著名人の墓)→高岩寺

 

駒込創造館の外

◆小雨の中、1班から順次出発しました。
今回は7班編成となりました。
東京の桜の開花宣言はまだですが、
みんなで染井の桜を見つけにまいりましょう!

駒込橋

◆染井吉野桜記念公園にはソメイヨシノと
その親木のオオシマザクラとエドヒガンが
植えられています。
駒込駅を抜けて、
富士山と桜の欄干の駒込橋へ来ました。
歩道には大きな桜の模様も見えます。

私の庭みんなの庭

◆染井通りにある小さな公園です、
門前の石碑に刻まれた

「花咲か 七軒町 植木の里」の意味は、
花咲か:本の題名
七軒町:駒込七軒町の地名から
植木の里:江戸切絵図に此の辺染井村
植木屋多しとあるのにちなんで。

プラウド駒込の前

◆私の庭みんなの庭の
前に建つマンションには、
地域住民の要望で、桜の木が残っている。

スダジイやムクノキ、ソメイヨシノは
豊島区の保護樹林に
指定されているものがあります。

染井通りの桜

◆染井通りのコースを少し外れたところで
桜の花を見つけました。

門と蔵のある広場

◆染井の植木屋丹羽家の屋敷跡を
整備した公園です。
入口の腕木門は元は藤堂家の裏門でした。
一九三六年築の蔵は昭和初期の
貴重なコンクリート造りの蔵で
二〇〇八年に国の登録文化財となりました。

西福寺の桜

◆西福寺には沢山の桜があります。
西福寺前の道路に植えられた桜は戦後
西福寺のご住職が植えられた桜です。

雨も止んで、けなげに咲く桜を
見つけることができました。

西福寺には染井の植木屋
伊藤伊兵衛の墓があります。

染井よしの桜の里公園

◆染井よしの桜の里公園では
地元町会の桜まつりが
賑やかに開かれていました。

桜の花は早咲きの河津桜が
わずかに残るのみでした。

此の公園ではソメイヨシノの苗木を
育てています。

染井霊園

◆桜の名所 染井霊園では
桜を見ていただく予定でしたが、
今回は霊園に眠る偉人たちの
お話をすることに、
各ガイドお気に入りの人物の話が
聞けたのではないでしょうか。

お近くの方は是非、
満開の桜を見に来てくださいね。

とげぬき地蔵・高岩寺

◆「お御影」が有名なとげぬき地蔵(秘仏)
がご本尊の高岩寺ですが、
今は洗い観音で賑わっています。

今年は開花が遅れて残念な
お花見ツアーになりましたが、
いろんな話を聞けて良かったとの
お声が沢山ありました。
私達も楽しくガイドすることができました。

次回のツアーのご参加もお待ちしております。
本日はありがとうございました。

◆後日、桜を見に行ってきました。
素敵な写真が撮れました。

門と蔵のある広場
染井霊園入口から染井通りを見る
染井霊園の桜

 

 


 

 

 

🌸駒込図書館「郷土かるたで歩く桜名所ツアー」のガイド協力◆

3月20日(水)13:00~15:00 ☀/☂/⛅

【コース】
染井吉野桜記念公園⇒駒込駅⇒妙義神社⇒プラウド駒込・私の庭みんなの庭⇒門と蔵のある広場⇒西福寺⇒染井稲荷神社⇒染井よしの桜の里記念公園⇒染井霊園(岡倉天心・慈眼寺を遠望・高村光太郎)⇒高岩寺

駒込図書館が郷土かるた(9枚)と本(6冊)を紹介しながら、桜の名所を巡るツアーに ”としま案内人駒込・巣鴨” がツアーガイドとしてサポートしました。

染井吉野桜記念公園

今年は桜の開花が遅れたため、桜の花はまだ蕾でしたが、早速 郷土かるた と 本 の紹介です。
(郷)そ 染井吉野区の木と決めてらんまんと
(本)「駅から5分」

駒込駅で紹介したのは
(郷)こ 駒込は土手のつつじがお出迎え
(本)「山手線 駅と町の歴史探訪」

妙義神社

太田道灌ゆかりの妙義神社では、
雨が降って来たので社殿の軒下へ
ここで紹介したのは
(郷)に 日光と江戸を結んだ御成道
(郷)か 勝戦 いのる道灌 妙義さま

 

プラウド駒込の前

染井通りを挟んで 私の庭みんなの庭がある。
四阿で雨宿り
染井通りで紹介したのは
(郷)さ さくらさく植木屋ならぶ染井村
(本)「幕末日本探訪記 江戸と北京」

郷土かるた ち

門と蔵のある広場では蔵の中に入って、
桜の写真や切絵図の拡大版を見学しました。
ここで紹介したのは
(本)「ポトマックの桜物語」

西福寺で紹介したのは
(郷)ち 地錦抄 伊兵衛の墓は 西福寺

染井よしの桜の里公園
染井よしの桜の里公園

 

 

 

 

 

 

 

染井よしの桜の里公園 桜の花は河津桜の名残が少しあるだけでした。

染井霊園

染井霊園で紹介したのは
(郷)は 花散って 建部家のあと 染井墓地
岡倉天心墓所で
(本)「茶の本」
高村家墓所で
(本)「高村光太郎」

郷土かるた す

慈眼寺 (芥川龍之介の墓)で紹介したのは
(郷)す 救おうと 天から下ろす 蜘蛛の糸

とげぬき地蔵 高岩寺

とげぬき地蔵 高岩寺ここで眞性寺を読んだ
郷土かるたを紹介して解散しました。
(郷)し 眞性寺 江戸六地蔵 その一つ

🔹「郷土かるた」の名所を巡るツアーは、当会でも、団体ツアーを2022年から定期的に行っています。その経験が今回に生かせました。
駒込図書館との共同活動は今後も続けたいと思います。

途中、雨が降る中でのご案内でしたが、最後まで興味深く一緒に歩いて下さった
皆様 ありがとうございました。

🌸第18回社会貢献活動見本市に参加しました

2月24日 10:00~17:00

会  場:豊島区役所1階 豊島センタースクエア
豊島区に関わるNPO法人、ボランティア団体、民間CSR企業等の社会貢献団体の47団体が参加(パネル展示やパフォーマンス)

パネル展示優秀団体表彰 「日本自動ドア賞」を受賞しました。
パネル全面
■展示パネル概要■
一年間の活動内容を網羅したパネルは桜の花で飾り付けられています。実物は5月14日から巣鴨地域文化創造館に展示されてます。皆様、本物を是非ご覧ください。

<駒込・巣鴨の文化を発信>

◆定番ツアー◆
・6月24日 渋沢栄一ゆかりの飛鳥山の紫陽花と古河庭園のバラ
・10月21日 染井霊園と周辺の古刹を訪ねる
・12月2日 六義園の紅葉鑑賞と大和郷
・1月20日 新春初夢ツアー
◆団体ツアー◆
・5月24日 清澄庭園研修会様
・11月21日 鹿児島県商工会連合会様
・12月9日「御金荷の道」ウォークin江戸ご一行様
・3月12日 秋田のペアーレグルメ様

稲庭うどんといぶりがっこ 美味しかったです。ありがとうございました。
▶団体案内は3人様からOK‼

<大学等との連携>

・10月24・25・26日 大正大学(講義・街歩き)

・2月7日 豊島区×立教大学 地域課題提言ワークショップ2023
◆英語グループ◆
・6月20日・11月7日 早稲田大学留学生案内
・11月11日 JICA研修生案内 巣鴨地蔵通り街歩き
▶英語グループも大活躍です

<小学校との連携>

・5月17日 清和小学校先生方の学区案内
・2月21日 池袋第三小学校3年生92人の”豊島区の地域を学ぶ総合学習”の案内

都電 庚申塚駅から”巣鴨地蔵通り商店街と豊島青果市場・染井霊園を歩く”校外学習の案内をする。
当日はあいにくの雨、6班に分かれた子供たちはカッパを着ての街歩きになりました。
6班に分かれてご案内しました。
・三年生にわかる言葉遣いや説明をする。
・給食の時間に間に合うよう終了時間を守る。
・6班共通の案内事項を共有しました。
・安全の確保。
初めての街を興味深く楽しそうに見て回る子供たち、私たちも楽しく案内することができました。子供たちが喜んでいたと先生からの報告がありました。

▶有意義な活動ができました

<地域文化創造館との連携>

◆駒込地域文化創造館◆
・6月3・4日 「三菱・岩崎四代と駒込」
◆巣鴨地域文化創造館◆
・11月25・26日「巣鴨・駒込に世界史を見る」
・2月17日・24日 ガイド養成講座への協力
▶今年の巣鴨講座は渋沢栄一です ご期待ください

<地域との連携>

・11月11日 区民ひろば仰高「地域の歴史を知る」
・3月21日 駒込図書館「桜名所ツアー」

<活動を続けるための学び>
◆街歩き研修◆

・4月16日 中山道板橋宿
・9月29日 田端文士村
・12月10日 西巣鴨お岩さん
・12月14日 玉川上水を辿る
・9月27日 フォローアップ研修
◆30分研修◆
・6月 「バラの色、形、匂い、名前」
・7月 「三菱・岩崎4代と駒込」
・8月 「岩崎4代・2」
・9月 「岩崎4代・3」「インボス」
・10月 「パソコンで地図を作る」
・11月 「和歌・短歌の世界」
・12月 「玉川上水を辿る・動画」
・1月 「井伊直政と腰差鉄砲」
・2月 「世界一周クルーズ報告」
・3月 「消えた谷戸川と駒込」

◆散歩企画◆
・4月28日 品川散歩
・1月29日 江戸城外堀と迎賓館
▶楽しいイベントが盛りだくさん

<おまけの写真>

▶パネルの前で


▶「日本自動ドア賞」受賞


お客様に説明中 

 

🌸令和6年 新春初夢ツアー

1月20日(土) 10時 ~ 12時30分
初夢チラシの絵
【ルート】
染井吉野桜記念公園(集合) → 木戸孝允邸跡 → 駒込富士神社 → 駒込名主屋敷 → 天祖神社 → 駒込地域活動センター(トイレ休憩) → 吉祥寺 → 天栄寺(解散)

最高気温8度、途中から小雨模様のあいにくのお天気でしたが、2つのグループに分かれ、順次出発しました。

染井吉野桜記念公園
染井吉野桜発祥の里 駒込」の碑

初夢に見ると縁起が良いと言われる三つを詠んだ郷土自慢の川柳
「駒込は一富士 二鷹 三茄子」
をボランティアガイドがご案内!!

「染井吉野桜発祥の里 駒込」の碑の前で駒込の植木屋 伊藤伊兵衛についてのお話。

木戸邸跡の碑の前
「明治天皇行幸 木戸孝允旧邸跡」の石碑

 

今はマンションが建つていますが、江戸時代、旗本本郷丹後守の屋敷でした、明治になると木戸孝允の邸宅となりました。

駒込富士神社鳥居
駒込富士神社 鳥居

木戸孝允(桂小五郎)は西郷隆盛、大久保利通と並び「維新の三傑」と称されました。
明治天皇は、病に倒れた木戸孝允を2度お見舞いに訪れています。

江戸時代 富士神社は富士山信仰の拠点として栄えました。

多くの富士講ができ、その年の代表者が実際に富士山に登り残った人達は富士神社の富士塚に上りました。

駒込富士神社 階段下
駒込富士神社 駒込富士の階段下
富士神社本殿
駒込富士山頂の富士浅間神社本殿
駒込天祖神社鳥居
駒込天祖神社の鳥居
駒込天祖神社ご神木
駒込天祖神社の御神木(楠)
吉祥寺の十月桜
曹洞宗 諏訪山 吉祥寺 山門近くの十月桜

富士山の山開きに合わせ7月1日の前後3日間は神社の境内でお祭りがあり、疫病退散の麦藁蛇も頒布。

江戸時代、駒込富士神社辺りは名物の駒込茄子が栽培されていました。

町火消の纏の石碑が多くあります。

加賀藩の大名火消(加州)の石碑もあります。

 

 

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)を祀る駒込富士山頂の本殿からはかって富士山が見えました。

 

 

 

駒込村の総鎮守 駒込天祖神社
祭神は天照皇大神

参道脇には、たくさんの神輿蔵があります。

この辺りには鷹狩のための鷹匠屋敷や御鷹部屋、御鷹仕込場がありました。

 

 

社殿の前の御神木(楠)

社殿の裏に、「御鷹組中」と刻まれた石柱が残っています。

 

 

吉祥寺は、明暦の大火後、水道橋から駒込へ移ってきました。

その折、檀家は今のJR吉祥寺周辺に移り住みました。

吉祥寺比翼塚
八百屋お七 吉三郎 比翼塚

JR吉祥寺駅付近には吉祥寺というお寺はありません。

吉祥寺経堂
曹洞宗 諏訪山 吉祥寺 経堂
天栄寺 駒込土物店跡の碑
浄土宗 地久山 天栄寺前の駒込土物店跡の碑

 

日本紀行文学会がお七誕生300年記念に昭和41年(1966)に建立し、平成19年(2007)年に再建したもの。

 

 

 

吉祥寺は東京大空襲でほとんど焼けてしまいましたが、山門とこの経堂だけは残りました。

榎本武揚、鳥居燿蔵、二宮尊徳等の墓があります。

 

天栄寺境内にあったサイカチの木陰で、江戸に野菜を売りに行く百姓が休んでいると野菜を目当てに人が集まり、お店が増えていきました。

駒込土物店と呼ばれ、千住・神田と並び江戸の三大青物市場の一つになりました。

天栄寺で説明中
浄土宗 地久山 天栄寺のサイカチの木の前

 


雨の中、天栄寺のサイカチの木の前で説明しているところです。

お客様は寒い中、熱心に耳を傾けてくださり、最後まで完歩されました。


ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

 

六義園紅葉鑑賞と大和郷ツアー

12月2日(土)0930am-1130am  ☀️

好天に恵まれ、参加者の皆さんも集合時間よりも早めに集まっていただきました。集合順に5つのグループに分かれ順次出発しました。六義園の染井門より入場して園内を1時間程かけて紅葉鑑賞しながら散策を楽しんでいただきました。

【コース】染井吉野桜記念公園(集合)→六義園→旧駕籠町付近→大和郷幼稚園→   旧加藤高明・若槻禮次郎・桐島像一旧邸など→染井橋→染井吉野桜記念公園(解散)

つつじ茶屋 ①
つつじ茶屋 ②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こみちの途中でカワセミの写真を          撮られている方に教えてもらいま          した。

 

 

 

 

 

滝を見ながら水音と石組を        愉しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩後、六義園正門より出発。大和郷周辺のご案内を行いました。

 

隠れ蓑の木でグーチョキパーの      葉探し。

 

 

 

 

大和郷にゆかりのある人物のご紹介。   下の写真は大和郷幼稚園前と染井橋。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は染井橋を渡り、スタート地点の染井吉野桜記念公園に到着後、順次解散しました。 ご参加いただきました皆様お疲れ様でした。

 

 

「染井霊園と周辺の古刹巡り」

10月21日(土)10:00~12:15 ☀

【コース】 巣鴨駅→眞性寺→どげぬき地蔵・高岩寺→豊島市場・巣鴨御薬園跡→本妙寺→すがも平和霊苑→慈眼寺→勝林寺→蓮華寺→専修院→染井霊園→巣鴨門→高岩寺解散

巣鴨駅北口


巣鴨駅北口集合

爽やかな街歩き日和の中、巣鴨駅北口
から 染井霊園 周辺を巡り とげぬき地蔵(高岩寺)まで、7名のお客様をご案内しました。
お客様からは参加人数が少なくて良かったとの声も!!

江戸六地蔵尊 眞性寺

 

 

江戸六地蔵尊 眞性寺
江戸時代 巣鴨のお地蔵様と言えばこの中山道口の眞性寺の地蔵尊でした。
現在は高岩寺の とげぬき地蔵 が有名になりました。

 

 

徳栄山總持院本妙寺ご参加の塚本様から提供

 

徳栄山 惣持院 本妙寺
案内板を見ながらお寺についてご説明、明暦の大火供養塔、遠山金四郎、千葉周作のお墓をご案内しました。

塚本様お写真ありがとうございました。

 

 

 

慈眼寺 比翼塚の前

 


日蓮宗 正寿山 慈眼寺

伊之助・三芳野の比翼塚、芥川龍之介
谷崎潤一郎のお墓をご案内しました。

萬年山 勝林寺

 

 

 

 

臨済宗 妙心寺派 萬年山 勝林寺
お寺のご厚意により豊島区重要文化財指定のご本尊木造釈迦如来坐像を拝観できました。ありがとうございました。
近年功績が見直されている田沼意次のお墓をご案内しました。
2025年放送予定のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、田沼意次を渡辺謙が演じます。
主演は横浜流星

染井霊園の桜

 

 

染井霊園Ⅰ
霊園は桜の名所でもあり、春には見事な花を咲かせます。

 

 

 

染井霊園 巣鴨門付近

 

染井霊園Ⅱ
芸術家の高村光雲、光太郎、智恵子。北海道を名付けた松浦武四郎、総理大臣を務めた若槻礼次郎と幣原喜重郎。東洋のジャンヌダルク福田英子や東洋のナイチンゲール、ロダスカ・ワイリックなどをご案内しました。
巣鴨門の案内板を見ながら

 

高岩寺境内

 

 

とげぬき地蔵尊 高岩寺Ⅰ
二代目の洗い観音に行列ができていました。お水をかけて手拭いで洗いお参りされています。その横でとげぬき地蔵について

 

 

曹洞宗 萬頂山 高岩寺

 

 

とげぬき地蔵尊 高岩寺Ⅱ
最後にお客様から、「地蔵通り商店街にはよく来ているが、染井霊園には初めて行った、今度はお友達を案内したい。」
「いつも見ているお寺や霊園の知らない話が聞けて良かった。」との声がありました。
時間が超過してしまいましたが無事に終了することができました。
参加者の皆様ありがとうございました。