🌸第18回社会貢献活動見本市に参加しました

2月24日 10:00~17:00

会  場:豊島区役所1階 豊島センタースクエア
豊島区に関わるNPO法人、ボランティア団体、民間CSR企業等の社会貢献団体の47団体が参加(パネル展示やパフォーマンス)

パネル展示優秀団体表彰 「日本自動ドア賞」を受賞しました。
パネル全面
■展示パネル概要■
一年間の活動内容を網羅したパネルは桜の花で飾り付けられています。実物は5月14日から巣鴨地域文化創造館に展示されてます。皆様、本物を是非ご覧ください。

<駒込・巣鴨の文化を発信>

◆定番ツアー◆
・6月24日 渋沢栄一ゆかりの飛鳥山の紫陽花と古河庭園のバラ
・10月21日 染井霊園と周辺の古刹を訪ねる
・12月2日 六義園の紅葉鑑賞と大和郷
・1月20日 新春初夢ツアー
◆団体ツアー◆
・5月24日 清澄庭園研修会様
・11月21日 鹿児島県商工会連合会様
・12月9日「御金荷の道」ウォークin江戸ご一行様
・3月12日 秋田のペアーレグルメ様

稲庭うどんといぶりがっこ 美味しかったです。ありがとうございました。
▶団体案内は3人様からOK‼

<大学等との連携>

・10月24・25・26日 大正大学(講義・街歩き)

・2月7日 豊島区×立教大学 地域課題提言ワークショップ2023
◆英語グループ◆
・6月20日・11月7日 早稲田大学留学生案内
・11月11日 JICA研修生案内 巣鴨地蔵通り街歩き
▶英語グループも大活躍です

<小学校との連携>

・5月17日 清和小学校先生方の学区案内
・2月21日 池袋第三小学校3年生92人の”豊島区の地域を学ぶ総合学習”の案内

都電 庚申塚駅から”巣鴨地蔵通り商店街と豊島青果市場・染井霊園を歩く”校外学習の案内をする。
当日はあいにくの雨、6班に分かれた子供たちはカッパを着ての街歩きになりました。
6班に分かれてご案内しました。
・三年生にわかる言葉遣いや説明をする。
・給食の時間に間に合うよう終了時間を守る。
・6班共通の案内事項を共有しました。
・安全の確保。
初めての街を興味深く楽しそうに見て回る子供たち、私たちも楽しく案内することができました。子供たちが喜んでいたと先生からの報告がありました。

▶有意義な活動ができました

<地域文化創造館との連携>

◆駒込地域文化創造館◆
・6月3・4日 「三菱・岩崎四代と駒込」
◆巣鴨地域文化創造館◆
・11月25・26日「巣鴨・駒込に世界史を見る」
・2月17日・24日 ガイド養成講座への協力
▶今年の巣鴨講座は渋沢栄一です ご期待ください

<地域との連携>

・11月11日 区民ひろば仰高「地域の歴史を知る」
・3月21日 駒込図書館「桜名所ツアー」

<活動を続けるための学び>
◆街歩き研修◆

・4月16日 中山道板橋宿
・9月29日 田端文士村
・12月10日 西巣鴨お岩さん
・12月14日 玉川上水を辿る
・9月27日 フォローアップ研修
◆30分研修◆
・6月 「バラの色、形、匂い、名前」
・7月 「三菱・岩崎4代と駒込」
・8月 「岩崎4代・2」
・9月 「岩崎4代・3」「インボス」
・10月 「パソコンで地図を作る」
・11月 「和歌・短歌の世界」
・12月 「玉川上水を辿る・動画」
・1月 「井伊直政と腰差鉄砲」
・2月 「世界一周クルーズ報告」
・3月 「消えた谷戸川と駒込」

◆散歩企画◆
・4月28日 品川散歩
・1月29日 江戸城外堀と迎賓館
▶楽しいイベントが盛りだくさん

<おまけの写真>

▶パネルの前で


▶「日本自動ドア賞」受賞


お客様に説明中 

 

🌸令和6年 新春初夢ツアー

1月20日(土) 10時 ~ 12時30分
初夢チラシの絵
【ルート】
染井吉野桜記念公園(集合) → 木戸孝允邸跡 → 駒込富士神社 → 駒込名主屋敷 → 天祖神社 → 駒込地域活動センター(トイレ休憩) → 吉祥寺 → 天栄寺(解散)

最高気温8度、途中から小雨模様のあいにくのお天気でしたが、2つのグループに分かれ、順次出発しました。

染井吉野桜記念公園
染井吉野桜発祥の里 駒込」の碑

初夢に見ると縁起が良いと言われる三つを詠んだ郷土自慢の川柳
「駒込は一富士 二鷹 三茄子」
をボランティアガイドがご案内!!

「染井吉野桜発祥の里 駒込」の碑の前で駒込の植木屋 伊藤伊兵衛についてのお話。

木戸邸跡の碑の前
「明治天皇行幸 木戸孝允旧邸跡」の石碑

 

今はマンションが建つていますが、江戸時代、旗本本郷丹後守の屋敷でした、明治になると木戸孝允の邸宅となりました。

駒込富士神社鳥居
駒込富士神社 鳥居

木戸孝允(桂小五郎)は西郷隆盛、大久保利通と並び「維新の三傑」と称されました。
明治天皇は、病に倒れた木戸孝允を2度お見舞いに訪れています。

江戸時代 富士神社は富士山信仰の拠点として栄えました。

多くの富士講ができ、その年の代表者が実際に富士山に登り残った人達は富士神社の富士塚に上りました。

駒込富士神社 階段下
駒込富士神社 駒込富士の階段下
富士神社本殿
駒込富士山頂の富士浅間神社本殿
駒込天祖神社鳥居
駒込天祖神社の鳥居
駒込天祖神社ご神木
駒込天祖神社の御神木(楠)
吉祥寺の十月桜
曹洞宗 諏訪山 吉祥寺 山門近くの十月桜

富士山の山開きに合わせ7月1日の前後3日間は神社の境内でお祭りがあり、疫病退散の麦藁蛇も頒布。

江戸時代、駒込富士神社辺りは名物の駒込茄子が栽培されていました。

町火消の纏の石碑が多くあります。

加賀藩の大名火消(加州)の石碑もあります。

 

 

木花咲耶姫(このはなさくやひめ)を祀る駒込富士山頂の本殿からはかって富士山が見えました。

 

 

 

駒込村の総鎮守 駒込天祖神社
祭神は天照皇大神

参道脇には、たくさんの神輿蔵があります。

この辺りには鷹狩のための鷹匠屋敷や御鷹部屋、御鷹仕込場がありました。

 

 

社殿の前の御神木(楠)

社殿の裏に、「御鷹組中」と刻まれた石柱が残っています。

 

 

吉祥寺は、明暦の大火後、水道橋から駒込へ移ってきました。

その折、檀家は今のJR吉祥寺周辺に移り住みました。

吉祥寺比翼塚
八百屋お七 吉三郎 比翼塚

JR吉祥寺駅付近には吉祥寺というお寺はありません。

吉祥寺経堂
曹洞宗 諏訪山 吉祥寺 経堂
天栄寺 駒込土物店跡の碑
浄土宗 地久山 天栄寺前の駒込土物店跡の碑

 

日本紀行文学会がお七誕生300年記念に昭和41年(1966)に建立し、平成19年(2007)年に再建したもの。

 

 

 

吉祥寺は東京大空襲でほとんど焼けてしまいましたが、山門とこの経堂だけは残りました。

榎本武揚、鳥居燿蔵、二宮尊徳等の墓があります。

 

天栄寺境内にあったサイカチの木陰で、江戸に野菜を売りに行く百姓が休んでいると野菜を目当てに人が集まり、お店が増えていきました。

駒込土物店と呼ばれ、千住・神田と並び江戸の三大青物市場の一つになりました。

天栄寺で説明中
浄土宗 地久山 天栄寺のサイカチの木の前

 


雨の中、天栄寺のサイカチの木の前で説明しているところです。

お客様は寒い中、熱心に耳を傾けてくださり、最後まで完歩されました。


ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

 

「染井霊園と周辺の古刹巡り」

10月21日(土)10:00~12:15 ☀

【コース】 巣鴨駅→眞性寺→どげぬき地蔵・高岩寺→豊島市場・巣鴨御薬園跡→本妙寺→すがも平和霊苑→慈眼寺→勝林寺→蓮華寺→専修院→染井霊園→巣鴨門→高岩寺解散

巣鴨駅北口


巣鴨駅北口集合

爽やかな街歩き日和の中、巣鴨駅北口
から 染井霊園 周辺を巡り とげぬき地蔵(高岩寺)まで、7名のお客様をご案内しました。
お客様からは参加人数が少なくて良かったとの声も!!

江戸六地蔵尊 眞性寺

 

 

江戸六地蔵尊 眞性寺
江戸時代 巣鴨のお地蔵様と言えばこの中山道口の眞性寺の地蔵尊でした。
現在は高岩寺の とげぬき地蔵 が有名になりました。

 

 

徳栄山總持院本妙寺ご参加の塚本様から提供

 

徳栄山 惣持院 本妙寺
案内板を見ながらお寺についてご説明、明暦の大火供養塔、遠山金四郎、千葉周作のお墓をご案内しました。

塚本様お写真ありがとうございました。

 

 

 

慈眼寺 比翼塚の前

 


日蓮宗 正寿山 慈眼寺

伊之助・三芳野の比翼塚、芥川龍之介
谷崎潤一郎のお墓をご案内しました。

萬年山 勝林寺

 

 

 

 

臨済宗 妙心寺派 萬年山 勝林寺
お寺のご厚意により豊島区重要文化財指定のご本尊木造釈迦如来坐像を拝観できました。ありがとうございました。
近年功績が見直されている田沼意次のお墓をご案内しました。
2025年放送予定のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、田沼意次を渡辺謙が演じます。
主演は横浜流星

染井霊園の桜

 

 

染井霊園Ⅰ
霊園は桜の名所でもあり、春には見事な花を咲かせます。

 

 

 

染井霊園 巣鴨門付近

 

染井霊園Ⅱ
芸術家の高村光雲、光太郎、智恵子。北海道を名付けた松浦武四郎、総理大臣を務めた若槻礼次郎と幣原喜重郎。東洋のジャンヌダルク福田英子や東洋のナイチンゲール、ロダスカ・ワイリックなどをご案内しました。
巣鴨門の案内板を見ながら

 

高岩寺境内

 

 

とげぬき地蔵尊 高岩寺Ⅰ
二代目の洗い観音に行列ができていました。お水をかけて手拭いで洗いお参りされています。その横でとげぬき地蔵について

 

 

曹洞宗 萬頂山 高岩寺

 

 

とげぬき地蔵尊 高岩寺Ⅱ
最後にお客様から、「地蔵通り商店街にはよく来ているが、染井霊園には初めて行った、今度はお友達を案内したい。」
「いつも見ているお寺や霊園の知らない話が聞けて良かった。」との声がありました。
時間が超過してしまいましたが無事に終了することができました。
参加者の皆様ありがとうございました。


 

渋沢栄一ゆかりの飛鳥山の紫陽花と旧古河庭園のバラを訪ねる

6月24日(土)9:45 – 12:00  晴れ時々曇り晴れの天気マーク

旧古河庭園から飛鳥山公園まで15名の参加者(3グループ)
をご案内し、花と散策を楽しみました。旧古河庭園では、洋
館と日本庭園をご案内後、バラ園(2番バラが見頃)を楽しみ
ました。

本郷通り沿いに、平塚神社~滝野川公園(御殿前遺跡)~東京
高等蚕学校跡~印刷局東京工場~西ヶ原一里塚~七社神社、
最後に紫陽花の名所の一つである飛鳥山公園飛鳥の小径を散
策して、JR王子駅付近にて解散となりました。

旧古河庭園では、春の2番バラが見頃となっていました。
旧古河庭園では、小川治兵衛の日本庭園を巡ったのち、バラ園をゆっくり見ていただきました。「あなたのお好きなバラはどれでしたか? 色、香り、形、名前は?」
本郷通りを歩きながら、平塚神社名の由来(源義家兄弟)、古の豊島郡中心地、明治の蚕糸学校の発祥の地、国立印刷局(渋沢栄一新1万円札印刷中!)、渋沢栄一らが守った西ヶ原一里塚、同氏ゆかりの七社神社をご案内しました。
飛鳥山公園の旧渋沢庭園では、渋沢栄一が賓客をもてなした「晩香盧」や「青淵文庫」などをご紹介しました。
飛鳥の小路では、ガクアジサイや大輪の西洋アジサイなども楽しめました。

暑さも厳しくはなく天気にも恵まれ、少し心配された「バラ
もアジサイも?」、両方楽しむことができました。10-90代
の幅広い年齢層の皆様に参加いただきましたが無事に終了す
ることができました。

参加者の皆様、お疲れ様でした。

 

早稲田大学外国人留学生と巣鴨地蔵通り街歩き

6月20日(火)34名の外国人留学生の皆さん
と巣鴨地蔵通りを歩き、日本文化などを紹介しま
した。日本語がとても達者で楽しい街歩き、食べ
歩きとなりました。

街歩き後は、企画された早稲田大学森下先生、大
正大学出川先生他との振り返りに参加し、今後の
予定等、情報交換しました。

庚申塚より笑顔でスタート

金太郎飴をゲット
豆大福発見!

真性寺にて

大人数の街歩きでしたが、6つのグループ(当会
が3班、早稲田大学シニアボランティア3班、そ
の他早稲田大学の学生チューター並びに学生ボラ
ンティア、大正大学学生も参加)に分かれて日本
の文化の説明をしたり、食べ物関係のお店で並ん
でみたり、大学生の皆さんとの交流も深まりまし
た。ご参加いただきました皆様、関係者の皆様、
有難うございました。

「三菱・岩崎家四代と駒込」駒込地域文化創造館・講座第二弾

「三菱・岩崎家四代と駒込」をテーマに、駒込地域文化創造館の地域文化事業の一環として「としま案内人駒込・巣鴨」が講演と街歩きを行いました。
6月3日(土)10:00~12:00 駒込地域文化創造館 18名参加

第一部:三菱財閥の創業者岩崎四代の人物像・経営手段
第二部:三菱社の組織づくり・業績
第三部:岩崎家と駒込の関わり・文化的な一面

6月4日(日)10:00~12:00 街歩き(3班) 13名参加

染井吉野桜記念公園⇒六義園⇒東洋文庫⇒大和郷幼稚園⇒47億の物件⇒旧加藤高明邸⇒染井橋⇒門と蔵のある広場⇒西福寺・染井稲荷神社⇒染井よしの桜の里公園⇒三菱重工社宅⇒岩崎家墓所⇒染井霊園三菱関係者墓所⇒三菱養和会⇒巣鴨信金前で解散

講座風景
さあ、出発です
六義園のレンガにも時代が読み取れます
大和郷幼稚園
川田家墓所
豊川家墓所

3月の第一回目の「三菱・岩崎家四代と駒込」講座が定員を超えての応募でした。今回も同じテーマでの追加講座でしたが、練習やリハーサルを重ね、資料も選択しましたので、岩崎四代の話を身近に興味深く感じていただけたのではないかと思います。お客様からは、「いつも歩いているところで土地勘はあるが、岩崎/三菱とこんなに縁がある場所とは知らなかった。勉強になりました」「三菱・岩崎家について、知っていそうで知らなかった」等の感想をいただきました。

ご参加下さいました方々、ありがとうございました。

旧古河庭園

5月9日(火)の旧古河庭園です。この時期のバラは一番バラです。

6月24日(土)は旧古河庭園の2番バラと飛鳥山の紫陽花を楽しみな
がら歴史散歩をする「飛鳥山の紫陽花と旧古河庭園のバラを訪ねる」
ツアーを開催しました。

お花見ツアー「駒込・染井」

3月26日(土)は花曇りでしたが、桜は8分咲きといったところで、充分にお花見を楽しまれたのではないでしょうか。
私達も2年ぶりでお客様と一緒のツアーが出来て、たいへん嬉しいツアーでした。

駒込駅を10時に出発し、大国神社⇒染井通り⇒門と蔵のある広場⇒西福寺     ⇒染井稲荷神社⇒染井吉野さくらの里公園(トイレ休憩)⇒染井霊園⇒高岩寺
まで、約2時間の行程です。

染井吉野桜記念公園
染井通りに向かって

駒込駅北口にある「染井吉野桜記念公園」から出発です。
染井橋の近くでチョット想像してもらっています。
1860年に来日したイギリス人植物学者、ロバート・フォーチュンも
驚嘆した、植木屋が1マイルも直線で並んでいた染井通り。
当時、江戸が植木ブームでした。

国の「登録有形文化財建造物」の蔵
蔵の内部

 

 

 

 

里帰りした染井吉野桜

門と蔵のある広場は江戸時代、植木屋として活躍した丹羽家が住んでいた土地を広場にしました。コンクリート造りの蔵は昭和11年の造りで、昭和初期の建築技術を見ることができる。蔵は3/25〜4/10まで、毎日公開する予定で、今回は内部の写真が撮れました。ワシントンから里帰りした染井吉野も植えられています。

西福寺前の桜
豊島区立駒込小学校
この桜は地域の桜開花の標準木です
染井よしの桜の里公園

染井よしの桜の里公園にはソメイヨシノ、エドヒガンザクラ、オオシマサクラ、キリン、河津桜、寒緋桜、ウコン、枝垂れ桜があります。

染井霊園は桜が満開でした。

高岩寺

高岩寺で解散です。この中に書ききれない沢山の情報を提供しています。
これからも、楽しく、あまり知られていないことをお話していきます。
次回は「旧古河庭園と飛鳥山」です。ご参加をお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

巣鴨地藏通りの今昔

巣鴨地域文化創造館地域文化事業の一環として
「としま案内人駒込・巣鴨」が講演と街歩きを行いました。

3月5日(土)約2時間の座学。
1 遺跡調査から見た巣鴨・地蔵通り
2 幕末以降の災害・戦争と巣鴨
3 東京大空襲の巣鴨と復興、そして今

3月6日(日)約2時間で、巣鴨地域文化創造館~眞性寺をガイドしました。

①巣鴨創造館⇒②庚申塚⇒③明治女学校⇒④大日堂⇒⑤延命地蔵⇒⑥種子屋⇒⑦鴨台観音堂-⇒⑧庚申塚遺跡⇒⑨巣鴨創造館⇒⑩鍛冶屋跡遺跡⇒⑪本妙寺(明暦の大火供養塔・ 遠山の金さん)⇒⑫すがも平和霊苑慰霊碑⇒⑬染井霊園(近衛銃工長、小河一敏、藤堂高猷、 幣原喜重郎、ロダスカ・ワイリック、正木退蔵)⇒⑭高岩寺⇒ 15眞性寺(震災碑・日露戦争碑等)

巣鴨近辺の遺跡発掘の話は”日本列島に渡来した人々”から始まりました。
続いて、都立大塚ろう学校で発掘された黒曜石や落とし穴の写真、巣鴨一丁目の遺跡で発見された弥生土器と勾玉・管玉、江戸時代の地藏通りで発掘されたトックリなどの出土品の写真や現物の展示品を見て頂き、同時に巣鴨の歴史も講演しました。

 「幕末以降の災害・戦争と巣鴨東京大空襲の巣鴨と復興」では
巣鴨三丁目から発掘された、現場の本物の焼夷弾の不発弾が展示され、
ビデオなども使って空襲の様子が具体的にお話しできました。
現地見学では「大日堂」「延命地蔵」などに空襲の痕を見ました。

 

巣鴨庚申塚・猿田彦神社
このお堂には庚申講の人が 60 日に 1 度の庚申の日に集まり、一晩寝ずに徹夜をした場所で、 創建してから約 500 年も経っている。明治になって庚申の「申」が「さ る」と読むので道と境界の守り神の猿田彦大神を千葉から勧請している。

大日堂
徳川2代将軍秀忠とその夫人に仕えた春海和尚が二人の供養のため、承応2年(1653)石造の大日 如来を安置した小堂。昭和 20 年 4 月 13 日の巣鴨大空襲の直撃を受け、大日如来は頭部、両腕を失ったが、平成 12 年、地元の奉賛 会の熱意により復元された。

種子屋街道
西巣鴨付近の中山道は種子街道とよばれ、行き来する旅人が故郷土産に野菜の種を買っていった。写真の家は街道側のガラスに「東 京種苗株式會社」とある。西巣鴨付近の中山道は種子屋街道とよばれ、行き来する旅人が故郷土産に野菜の種を買っていった。写真の家は街道側のガラスに「東京種苗株式會社」とある。このあたりは巣鴨大空襲の焼失からかろうじて免れ、戦前の家が残っている。

すがも鴨台(おうだい)観音堂(さざえ堂)
大正大学構内に、平成 25 年(2013)、大乗仏教精神に基づく建学の理念「知恵と慈悲の実践」を形 にし、「巣鴨」との地域交流の場となることも願い建てられた仏教文化施設。

本妙寺
本妙寺は明暦 3 年(1657)1 月 18 日の「明暦の大火(振袖火事)」の火元の一つとされ、この大火 で亡くなった人々の菩提を弔うために建てられた供養塔がある。

すがも平和霊苑
昭和 63 年(1988)高野山真言宗功徳院(本院は大分県)によって、巣鴨に開設された。昭和 20 年 3 月 4 日の巣鴨空襲で、庭の防空壕にいた幼い 3 姉妹が亡くなっり、その地に平和霊苑が作ら れた。漫画家富永一朗氏(松島住職と同郷)の絵による三姉妹の供養碑が建立された。

近衛銃工長美川氏 の墓
幕末以降の災害・戦争が講演の主題なので、珍しい砲弾型のお墓を紹介した。近衛第一大隊銃工長美川出生士 氏のお墓。日露戦争(明治 38)ではなく明治 44 年 71 歳で亡くなられた。

ホームページではご紹介しきれない、2日間の講演でした。
コロナ禍での活動でしたが皆様、予防対策にご協力をありがとうございました。