5月22日(水)快晴の中、クラブツーリズムで働いている方々33名を六義園、旧古河庭園にご案内しました。
行程は10時30分から60分間で六義園、12時から50分間で旧古河庭園の散策でした。「としま案内人駒込巣鴨」のガイドは8名で3班に分かれて案内しました。
六義園の入り口です。六義園は柳沢吉保が下屋敷として造営した大名庭園です。幕末までの間に荒廃していた下屋敷を1868年三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎が購入し、庭園を整備しました。現在見られている赤煉瓦の塀はこの時造られました。
現在の滝見の茶屋は戦後、再建されたものです。
この辺りを出汐湊といいます。月の出を待つ風情で、水際すれすれに立っている石柱に「出汐湊」と刻まれています。石柱は当初八十八境に配置されたのですが現存するのは30数本です。ここから見える景色にはビルなどの建物が見えません。綺麗な景色を何人もの人が写生していました。
皆さん疲れも見せずに楽しく歩いています。
この枝垂れ桜は幅20メートル、高さ15メートルで昭和30年頃植えられたといわれています。
六義園のコースは内廷大門➡妹背山➡滝見茶屋➡栞の峰➡吹上の浜➡藤代峠➡旧芦辺の茶屋跡➡出汐湊➡枝垂れ桜で次の旧古河庭園に向かいました。
旧古河庭園の洋館とバラです。
このバラは一番人気のシンデレラ♪
この洋館はイギリス人のジョサイア・コンドルの設計による建物で、真鶴の小松石を使った野面積みの外壁、樋は銅作りで一階は洋室、二階は和室になっています。
この門は東京都の管理になってから裏千家の兜門を模して造られています。
園内には沢山の灯篭があります。この雪見灯篭は足が4本あるデザインでこの庭の中心的存在になっています。さあ、庭園の何処に灯篭があるか探してみてください。隣の写真は大滝付近です。大滝の水が池を巡るかたちをとっています。
案内の後、自由散策で庭園を楽しみ、解散前に案内人と笑顔でポーズ(^^♪
皆様お疲れさまでした。