🌸中山道を歩く その3 巣鴨から西巣鴨

2025年4月26日(土) 10:00 ~ 12:00 曇り時々晴れ ⛅/☀


主なコース:JR巣鴨駅正面口(集合)⇒旧保坂家→真性寺→地蔵通り商店街→高岩寺→巣鴨創造館(休憩)→巣鴨庚申塚→明治女学校→延命地蔵→東京種苗→大正大学→千川上水公園(解散)

今日は薄曇りで歩きやすい。距離も短いからお買い物もできそう。リピーターの方が多くて会話も弾んで楽しい中山道歩きになりそうです。

染井吉野の碑染井吉野の碑には、関八州の街道筋が描かれています。「中山道は全部で何次?」と質問したり、街路樹のソメイヨシノについてお話しながら、街歩きが始まりました。

眞性寺銅造地蔵菩薩(江戸六地蔵)

江戸六地蔵の一つ真性寺。大きな銅造地蔵菩薩坐像には、寄進者の名前が刻まれています。坐像の傍には、松尾芭蕉と杉山杉風の句碑があり、巣鴨は当時、萩の名所であったことを伝えています。

巣鴨地蔵通り商店街

地蔵通りの名物・塩大福をおみあげに買ったり、お店をぶらぶら。地蔵通りの道幅は、当時の中山道とほぼ同じなので、街道歩きの気分も高まりました。

とげぬき地蔵尊 高岩寺巣鴨の発展に大きな貢献をした高岩寺。たくさんの参拝者や洗い観音に並ぶ人の行列が見られました。

巣鴨庚申塚

江戸時代には、立場として栄えた庚申塚。
当時の庚申塚の様子や立場のお茶屋にあった藤棚を歌った小林一茶の句 「藤棚に寝て見てもお江戸哉」をご案内しました。

 

延命地蔵尊延命地蔵尊は、都電庚申塚駅付近から現在の場所に移動しました。街道で亡くなった人や馬など供養するために、延命地蔵や馬頭観音は今も大切に管理されながら、置かれています。

東京種苗(株)江戸時代、巣鴨から滝野川あたりまで「種子屋街道」と呼ばれ、往来する人々に野菜などの種を売っていました。3軒あった種子屋の大店の1軒が「榎本留吉商店」で、後に「東京種苗(株)」となります。京町家風の建物は、令和5年6月に豊島区有形文化財に指定されました。

 大正大学・鴨台観音さざえ堂
大正大学では、二重螺旋構造のさざえ堂などのお話をしました。
その後、千川上水公園にて千川上水のルートや分水堰の説明をして、解散となりました。

多くのお客様にご参加いただき、誠に有難うございました。短い時間でしたが、買い物をしたり、顔馴染みの方も増えて、さらに楽しい街歩きになりました。人数が多く至らぬ点もあったかと思いますが、引き続きよろしくお願いします。ご参加いただきました皆様、お疲れ様でした。