11月20日(日)10時~11時45分
「としま案内人 雑司ヶ谷」の案内人、3名の方に
当会のメンバー10名が、雑司ヶ谷霊園を案内していただきました。
曇り空の中、雨が降ると中止となることが決まっていたので、
心配でしたが、約2時間充実した時間を持ちました。
佐野利器、夏目漱石、早矢仕有的、東郷青児、竹久夢二、荻野吟子、泉鏡花、ジョン万次郎、大川橋蔵、羽仁もと子、小泉八雲など、当会で希望した墓所
も入れていただき、説明を受けました。
荻野吟子は女人禁制とされていた医学校に入学し、
日本医学界に女性進出の道を切りひらいた先駆者でした。
当会で、2021年11月に行なった「巣鴨地域文化創造館」の
文化カレッジ、「染井霊園に見る近代医学を支えた人々」
でも、女医誕生までに重要な役割を果たした「好寿院」経営者、
高階慶徳の墓の案内と共に吟子の苦闘に触れています。
大川橋蔵はフジテレビ系列で放送された「銭形平次」が
有名です。お墓の前でも、話が盛り上がりました。
小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)は
1890年に来日、松江の島根県尋常中学校に赴任し英語教師に
なり、翻訳・紀行文・再話文学など、約30の著作を遺しました。
雑司ヶ谷霊園には色々な分野の有名人が眠っていて、大変興味を
そそられました。
また個人でも訪問したいです。
「としま案内人 雑司ヶ谷」の案内人の方々、お世話になりました。
案内を楽しそうにされていて、私達も和やかに見学ができました。
ありがとうございました。