地域創生と街歩き

10月4日(火)5日(水)6日(木)の3日間、大正大学の1年生と街歩きを通し、地域づくりへの理解を深める授業に協力をしました。

4日(火) 10:50~16:50  学生13人 先生1人
テーマ 「まちあるきの意義とプランニング」

①学生と 地域の生涯学習団体「としま案内人駒込・巣鴨」の活動紹介
②大学の魅力案内の計画をたて、グループに分かれ、校内を案内人に紹介
③学生がたてたプランに沿って、案内コースの下見

会の紹介
グループごとにプランニング

 

 

 

 

 

学生が校内を案内しながら、魅力を私たちに紹介してくれました。図書館の施設がゆったりとしていることや蔵書が多岐にわたるのも、伝わりました。振り返りでは知識が必要、時間が設定どおりにいかなかった等、の発言がありました。

案内人と東京種苗株式会社を下見
藤堂家墓所
本郷学園

5日(水) 10:00~16:50 学生14人 先生1人
テーマ 「まちあるき案内の技術と方法論」

①大正大学から前日下見をしたコースに沿って街歩き
②班ごとに振り返り
③講義「まちあるき案内の技術と方法論」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の中、案内ポイントの五ヶ所は大学生が案内し、他は案内人がガイドをしました。自分たちの目線でのレポートなど興味深いガイドでした。

調べたことをガイドするのは難しい

 

 

 

 

 

 

午後は班ごとに全体の振り返りを実施。発表ではコースにある「福島屋」さんの食レポもありました。下見の大切さも伝わったと思います。

第一印象を大切に

 

 

 

 

 

 

午後は講義で、「まちあるき案内の技術と方法論」です。
覚えてもらう自己紹介 、ストーリー性のある自己紹介で
自己紹介の重要性を伝えました。ガイドテクニックや
活舌を磨こうなど、とても興味深い講義でした。

10月6日(木)13:20~16:50  学生14人 先生1人
テーマ 「まちあるき学習と地域づくりへの展開」

①学生の発表会と質疑応答
②講義 「駒込地区の地域づくり」

 

午前中に発表会の準備をしました

 

 

 

 

 

 

 

パワーポイントを使っての手際の良い発表や学習には案内人が感心していました。

地域創生の課題、この街をどうしたいのか

学生の発表に続き、駒込に住んでいる案内人が現在の巣鴨・駒込の姿や地形などを紹介しながら、地域に根差した、駒込の街づくりの講義をしました。
地域の人々の気持ちが一つになることで、地域の良い環境が作れるようになるなどの感想も聞かれました。

今回の授業では学生の発想や視点の違いからヒントを得たところもあり、これからも若い人達と接する機会も持ちたいと思っています。
コロナ禍で3年間、大学生との交流ができませんでしたが、地域学習の発表の場を提供して頂いた大正大学と先生に感謝しています。まち歩きの面白さと意義を実感できたのではないでしょうか。